ファクタリングと融資の比較

事業を行っていく上で欠かせないのが資金繰りです。

資金繰りが正常に行われることで支払いに応じることができますが、資金繰りが悪化すると支払いに応じられなくなり、支払いの遅延や不払いの原因になります。遅延や不払いは取引先から自社の信用力を失わせることに繋がり、信用力の低下は商品やサービスの購入に支障を来すようになってしまうものです。このような資金繰りが悪化する原因に売掛債権の増大があり、事業を行う上で売掛債権の比率は可能な限り小さくしておく必要があります。売掛債権は売掛金や約束手形のことで、代金を定めた期日にまとめて支払うものです。

メリットは取引毎に現金のやりとりをしなくて良いことや、売掛をしてもらった側はその商品を売ったお金で代金の支払いに充てることができるといったことなどですが、しかし、これは帳簿上は黒字でも手元には現金がない状態を意味し、比率が高まると現金不足を招きます。現金不足は支払いが難しくなり、これを避けるために資金を調達する必要があり、その方法がファクタリングです。ファクタリングは売掛債権を買い取ってくれるサービスで融資と異なり返済が発生しません。

ただし他の方法と比較すると得られる現金が少なくなります。ファクタリングの手数料の相場は5%から30%であり、1000万円の売掛金であれば手に入れることができるのは950万円から700万円になります。これは融資と比較すると極めて高い手数料です。ただし売掛先の不払いが起こっても返済義務がないのが魅力になります。それに融資は審査に比較的時間がかかるので、迅速に現金を得たい場合には返済義務のないファクタリングの方が有利です。

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