ABL(動産・売掛金担保融資)とは

金融庁で現在すすめていることの一つに、ABL(動産・売掛金担保融資)というものがあります。

ABLは、アメリカで発達した主に売掛債権と棚卸資産を担保にした融資手法のことを指します。資産ベースの融資の一つに位置付けられていますが住宅ローンなどの個人融資を除いた、企業間融資を示すことが多いです。従来、担保融資というと代表的なものは不動産担保融資と呼ばれるものですが目持ちの不動産が持っていない企業だと自社の土地のビルを担保にすることになるため利用できないケースも多い点がデメリットでした。

この方法であれば、不動産を所有しない中小企業でも資金調達が容易となるため活用次第では便利です。中小企業が持っている課題として、経営改善・事業再生等を図るために資金調達を必要とする場面は多いです。また、中小企業が新たなビジネスに挑戦するための資金の確保を目的とする場合にも資金調達を必要とします。そうしたときにはABLを活用するのが最も手っ取り早く資金を活用できます。

ABLで担保となる資産の対象は、企業が開発をした商品・宝石類などの動産だけではなく商標や特許などといった、いわゆる知的財産権も含まれていることが特徴的です。企業の商品に着目をして在庫や売掛金等を活用することで資金調達の選択肢を広げようとする目的で利用されます。現在では、こうした担保融資は銀行などの金融機関でも採用されています。詳細に関しては、金融機関の方針によってもやや変わる部分はありますのでABLを導入している金融機関に問い合わせておくのが確実です。

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